ウィンドウの凍結防止と解氷
とにかく寒い信州は、夜のうちに車のウィンドウが凍り付いて真っ白になります。真冬では帰りがちょっと遅くなると、もう凍っていたりします。
朝起きてフロントウィンドウが凍ってしまっていたら、大変。時間もないのにどうしよう、となってしまいます。
ガラス凍結はカバーをかけることで防げます。また、凍ってしまった場合は解氷剤がもっとも効果的です。
昔はお湯をかけていた、という話を聞きますが、ガラスに急激な温度変化を与えるのはお勧めできませんし、お湯が冷めてまたすぐ凍ってしまう場合もあるので、NGといえます。
JAFの実験
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2014_45.htm
また、ウォッシャーで溶かそうとしてワイパーを無理に動かすと固くなったゴムが破損したりする恐れがありますので、やめましょう。
デフロスター
冬の運転で困るのがガラスの曇り。走行して車内が暖まったと思いきやフロントガラスが曇りだす。ワイパーを動かしても内側の曇りなので当然消えません。
こんな時に危ないのが見たい部分のガラスを拭くこと。走行しながらタオルでガラスを拭くなんて危険ですよね。でも曇って走り続けるのも危険。そんな時はデフロスターを使いましょう。
普段は顔や足などに風を出していると思いますが、フロントガラスに直接風を当てるのがデフロスター。
ただ単にデフロスターにしても効果がいまいちなのでエアコンをONしましょう。こうすると除湿されるので曇りはなくなります。
また、内気循環と外気導入のどちらが良いかといえば、天候次第といえます。晴れていれば外気は乾燥しているので外気導入にすれば室内の湿気を抑えられるので曇りはなくなるし、逆に雨や雪の場合は外気の方が湿気が多い時もあるので内気循環で早く室内を暖めて結露を抑える方法があります。
ガラス内側の汚れ
意外と忘れがちな曇りの原因にはガラスの内側の汚れがあり、対策としてはガラスクリーナーを付けて拭くだけでOK。
車内でタバコを吸う方は特にやっておきたい作業になりますが、長年拭き掃除をしていなかったりするとガラスにヤニがこびり付いていてなかなか落ちないことがあります。
しっかり拭かないと白く筋が残ったりガラスか濁って見えたりするので根気よく拭き取りましょう。タオルがヤニで茶色くなるのでビックリしますよ。こんなに汚れているのだなと。意外と目には見えない汚れ、こまめに掃除しましょうね。
ウォッシャー液
フロントガラスの汚れなどをキレイに落とすためガラスに噴射するもの。冬では凍ったガラスに噴射して解結に使用します。が、水道水など真水だけを入れて使用していると凍ってしまい使えないなんてことも。
通常のウォッシャー液は2倍に薄めて使用しても−5℃までは凍らないです。
しかし、信州の冷え込みはそれを下回りますので、12月~3月の冬のシーズンは薄めず、原液のままタンクに補充しましょう。
ちなみにウォッシャー液の凍結温度の設定はボトルのラベルに記載されているので購入時に確認してください。最近の軽自動車はタンクの容量が少ない気がするので常に補充できるように、車に1本は乗せておきましょう。